2006/4/10 (Mon)
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10. APRIL'06 @kz 「コロボックル」
成りゆきで、 息子達に夜、読み聞かせすることになってしまった。 しかもezが子供時代に愛読していた「佐藤さとる『誰も知らない小さな国』」を leeが選んでもってきた! (絵はほとんどないし、字は小さいし、200ページ位あるのだ!)
子供の頃から全く読書に興味がなかったので 読み聞かせなど、得意なわけもなく しぶしぶ、(たどたどしく)毎晩1〜2章ずつ読んでいった。 絵本ではないので、youには退屈だったようだが leeは喜んで聞いていた(が、大抵途中で眠っていた)。
不思議なことに、読みすすめていくうちに、 leeではなく僕自身がストーリーのとりこになってしまった。 leeが眠ってしまったあとも、音読し続け、うるさがられたこともあった。 毎晩の読み聞かせはいつの間にか、「自分への読み聞かせ」になっていた。 4、5ページしか進まないので最終章まで1ヶ月かかった。 でもついに最終章、読書の達成感みたいなものを感じ、 終わってしまった寂しさを感じた。 読書がこんな楽しいものだとは、正直知らなかった。 読書の楽しさを教えてくれた息子たちに感謝したい。
今度はぜひ、僕に読み聞かせてほしいな、lee。
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