21-30 june 2006 in the nest

2006/7/1 (Sat)
 30.JUNE'06 @ez   「庭」


 このあたりは、都会ではないので
 どの家にも大なり小なり庭が備わっていて
 それぞれ個性があって眺めながら歩くのは楽しいものです。

 派手な草花をこれでもかと植え込んでいる庭、
 庭師の手入れの行き届いた和風庭園、
 新婚さんらしい可愛いハーブガーデンなど。

 我が家では、大人3人の思惑が入り交じって
 統一感のない無国籍風ガーデン(あるいはファーム)になりつつあります。
 私の意見ももう少し主張してみたいところですが
 今のところ、面倒な雑草駆除などはすべてfuまかせなので
 何の手伝いもしていない私の主張は通りそうにありません。

 この調子だと、5年後には庭ではなく
 山菜畑になっているかもしれない!

2006/6/30 (Fri)
 29.JUNE'06 @ez   「おきあがりこぼし」


 写真はlee作(でもほとんどの部分はfu&ez)の「おきあがりこぼし」。
 leeが小学校で借りてきた本を見ながら
 中身を抜いた卵の殻で作りました。

 このサイトの中に子供たちが読んでいる絵本のページを
 「ブックシェルフ」として設けているのですが
 つい記入を怠ってしまうので
 気がついた時に、この「ダイアリー」にメモしておこうと思います。
 ここ1、2ヶ月の本は返却してしまったので書けませんが
 とりあえずこの1週間分。

 「こんたのおつかい」田中友佳子
 「やまのじぞうさん」たかべせいいち
 「ビリーは12さい」相馬公平/作 梶山俊夫/絵
 「おじさんのかさ」佐野洋子
 「どろであそぼう」野坂勇作
 「曽我兄弟」砂田弘/文 太田大八/絵
 「てんぐのうちわ」松岡節/文 水沢研/絵
 「かちかちやま」川崎洋/文 梶山俊夫/絵
 「ピーターのてがみ」エズラ・ジャック・キーツ/作 きじまはじめ/訳
 
 今回読んだ本の中でやはり印象的だったのは
 「ビリーは12さい」。老犬のお話。
 お話の主人公老犬ビリーが、年老いても家族に愛され
 大切にされて暮らしているお話です。
 お話を聞きながら、ふたりともチェルシーのことを
 思い出しているようでした。
 
 「曽我兄弟」は有名な仇討ちモノ。
 やはりまだ少し早かったかもしれません。

2006/6/28 (Wed)
 28.JUNE'06 @ez   「かちかちやま」


 就寝前に、絵本を読むことを日課としているのですが
 絵本にもいろいろあって、読み聞かせというか
 選書ってつくづく難しいと感じています。

 ゆうべは有名な昔話「かちかちやま」。
 もちろん私も遠い昔読んだことがありますが
 詳細はすっかり忘れていました。
 いざ声を出して読み進めると
 
 悪戯ばかりする狸を捕まえて、狸汁にして食べてしまおうと考えていた「じさま」。
 ところが人の良い「ばさま」は狸にだまされ、あっけなく殺されてしまい
 狸に「ばさま汁」にされてしまい、何も知らない「じさま」は
 「ばさま汁」を「狸汁」だと思い、旨い旨いと食べてしまう…

 というように続くのです。
 とても残酷な話をとても明るい調子の文章と、楽しげな挿絵。
 横で真剣に聞いているleeの表情が、曇っているのが感じられました。

 「たわらやくし」を読んだときも
 通りがかりの目の不自由な人が、いとも簡単に川に投げ捨てられ
 殺されてしまう場面があり、読むことを躊躇した覚えがあります。

 新しく出版される絵本の中には
 こういう残酷な描写を排除し、当たり障りのない内容になっているものもあります。
 それもいささやか、物足りないような…。
 
 …夜中にうなされなければ、いいんですが。

2006/6/28 (Wed)
 27.JUNE'06 @ez   「人文字」


 寝苦しい夜が続くと
 とたんに子供たちの寝相が悪くなります。
 冬の間はふたりとも私の両腕にピッタリと貼り付いていたのに
 夏になると、さすがに暑いらしく
 4枚並べた布団の端から端まで(畳の上にまで)移動します。
 ですが、やはり母親の居場所は気になるらしく
 私につかず離れずといった状態。
 最近の寝姿人文字は
 「炎」と「森」。

2006/6/26 (Mon)
 26.JUNE'06 @ez   「奈良美智」


 「情熱大陸」という番組で画家の奈良美智さんを特集していました。

 以前から、世界進出に成功した数少ない画家として注目を集めていたし
 特徴のある少女の画風はよく目にしていました。

 「画家」という職業の人がどのようにして収入を確保しているのか
 私にはよくわかりませんが、彼の日々の暮らしぶりは
 私が幼い頃からイメージしていた「画家」っぽいスタイルでした。
 こんなにメジャーになって、さぞかし大儲けしたはずなのに
 青春の傷がまだ癒えないような
 青臭い雰囲気を残しています。
 世間の評価など関係なく、
 できればずっと我が道、我がスタイルを貫いてほしい。
 
 正直なところ、彼の作品のファンというわけではないのですが
 彼らの活躍によって、アートという分野全体が底上げされ、
 活気付くのはとても楽しいこと。
 そういう意味で応援したいと思っています。

2006/6/25 (Sun)
 25.JUNE'06 @kz   「流しそうめん」


 益子に遊びに行ったが、
 360度焼き物が山積みになっている中で
 youが走り回り、ハラハラしっぱなし。
 
 しかたなく見学はあきらめて
 流しそうめんの店で昼食とした。
 しばらく行かないうちに店内はずいぶんきれいに
 改装され、雰囲気が変わっていたが
 メニューというか、内容は変わっていなかった。
 子供も楽しんでいた。

 その後は井頭公園でアスレチック。
 かなり危険そうなこともチャレンジできるようになった息子たち。
 なんだが疲れたが、楽しい日曜日だった。


 

2006/6/24 (Sat)
 24.JUNE'06 @kz   「翡翠、それともエメラルド」


 久しぶりに庭の伸びきった枝を落としていたら
 思いがけず宝物を発見!
 それは「山椒の実」。
 ezたちは気づいていたようだが、
 最近忙しいらしく収穫することをすっかり忘れていたらしい。
 
 頭が痺れるような強烈な青い香りの中、
 一粒づつ丁寧に採る。
 とりあえず、お椀一杯分くらいだろうか。
 これをezに託し、「ちりめん山椒」をつくってもらうことにした。
 
 そういえば以前ふたりで京都に行ったとき、
 有名なちりめん山椒の店をわざわざ探していった。
 確かにとても旨かったが、驚くほど値段が高かったような…。
 
 あの店のようにしっとりと、あっさりとした上品な味に
 仕上がるとうれしいのだが、
 結果は来週にならないとわからない。
 くれぐれも焦がさぬように!

2006/6/23 (Fri)
 23.JUNE'06 @ez   「ベタベタ」


 心配していたお天気も快晴、
 leeは大喜びで学校行事、オリエンテーリングへ。
 毎日迷彩柄のリュックで、まるで遠足のようなスタイルで登校しているleeですが
 今日はノートや鉛筆の代わりにお弁当と水筒、おやつを持って
 意気揚々と出かけていきました。
 
 午前中バタバタしていましたが、
 私もお昼になってちょっと一息。
 kzと手打ち蕎麦を食べに出かけました。
 
 kzに連れられていったお蕎麦屋さん、
 古くて汚い店なのに
 駐車場は満車、店内も男性会社員で一杯。
 やっと席に着くと、あっちこっちベタベタしているし
 天井の古い装飾品からは、ツララのように埃がぶらさがっている!
 おまけに湯のみは欠けている!
 
 確かにお蕎麦は美味しかったのですが
 女性にはちょっと…な、お店でした。
 男の人はそういうこと、気にならないのでしょうか。
 とても繁盛している様子だったので…。



 
 

2006/6/22 (Thu)
 22.JUNE'06 @kz   「遭難」


 我が家でも気軽に出かけている県内のハイキングコースで
 6年生の男の子が行方不明になっていたが、
 無事発見され本当に安堵した。
 
 その山のハイキングコースは
 確かに子供がはぐれたら、見つけることが難しそうな場所だ。
 つまり歩道や案内などの整備がきめ細やかだとは、言い難い。
 さらに、休日でさえ閑散としている。

 我々がのんびり自然を満喫するには
 静かで広大なとても良いところだが、
 冒険心旺盛な少年たちを引率するのは
 確かに骨が折れそうだ。
 こういうイベントはリスクがとても高いに違いない。
 だからといって、すべてがバリアフリー状態のテーマパークまかせでは
 子供たちのためにならないだろう。

 アウトドアの有名人が言っていた。
 「幼い子供に、危ないからといって、
 切れ味の鈍い刃物を持たせるのは大間違い、
 切れない刃物ほど、危険なものはない」

 すべては危険と背中合わせだという意識が
 子供たちの中にも、本能的に備わっている必要がある。

 写真は、アイスを食べるyou。
 彼は本能的に危険を察知すると、とりあえず何であれ
 「ごめんなさい、もう悪いことはしません」と言う。
 これも3歳の知恵なのか?
 それとも「次男」の処世術なのか?

2006/6/22 (Thu)
 21.JUNE'06 @ez   「参観日」


 youの幼稚園の参観日。
 
 youは家にいる時とは別人のように「いい子」で、
 その様子に驚き、感動し、そしてちょっと心配になりました。
 多分、普段の幼稚園生活の中では
 もっとわがままで乱暴なのかもしれませんが
 今日はなんだか「魂」が抜けているかのようで
 youにこんな一面があることを
 恥ずかしながら、今日はじめて知りました。

 クラスの中でも小柄なyou。
 精神的なことも大切ですが
 今はいっぱい食べて、遊んで、ゆっくり眠る…
 そんな基本的な身体づくりが
 彼には必要だと痛感しました。

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