2006/7/10 (Mon)
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10.JULY'06 @ez 「会席スタイル」
大抵の宿泊施設の食事は 金額、内容に差はあるものの、とりあえず「会席スタイル」。 昨日の場合は旅館ではないので 豪華とは言い難い内容でしたが、 川魚や、山菜の天ぷらや和え物、手作り味噌のすいとんなど地産地消、 作り手の様子が伺えるあたたかみのある夕食でした。
それにしても宿泊施設の一般的なこの「会席スタイル」、 私の好みではありません。 「逸品=一品」主義なので 美味しいものを単品でお腹いっぱい食べたいタイプ。 海にいけば魚介類尽くし、 山里なら山菜尽くしか、ジビエとか お肉が有名ならお肉ばっかり…。 そういうのがうれしい。 (もちろん日常生活では『ばっかり食べ』は厳禁ですが)
せっかくひなびた山奥に行ったのに 刺身の盛り合わせや都会的なデザート、 添加物だらけの漬け物や冷凍食品… そんな内容で「豪華会席全20品!」なんていうのは悲しい。 とはいうものの 米国暮らしの長い叔母など 「日本料理は少しづつ種類がたくさんあって 盛りつけも美しくていいわ。 米国は量は多すぎるし、大雑把な感じで 日本人の年寄りには厳しいのよ」 と漏らしていたそうですが。 確かにそういう考え方もあります。
好き嫌いの多い若い女性の意見を尊重すると 結局現状のようなメニュー構成にならざるを得ないのかもしれませんが それぞれの個性をもうちょっと出したほうがよいのでは。
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