1-10 october 2006 in the nest

2006/10/10 (Tue)
10.october'06 @ez   「時代劇」


 子供の頃の両親の影響で、時代劇好き。
 でも水戸黄門などのパターン化された人畜無害なものより
 多少スリルがある大人向けのものか、
 あるいはじっくりと歴史を描いたものが好みです。
 同じ「本能寺」や「赤穂浪士」でも
 作家や脚本、役者が変わると
 まるで別の話のように、違うカラーを見せてくれるのも
 時代劇の魅力です。
 「赤穂浪士」など少なくとも20作品は見ているはず。
 何しろテレビでも、年末の恒例ですから。

 しかしながら、時代劇の人気も底辺で落ち着いてしまったようで
 クオリティーの高いものは、
 今となってはもう期待できないのかもしれません。
 良い悪いは一概に言えませんが、
 時代劇を現代劇の役者(あるいはタレント、歌手とか)が
 演じることが当たり前になってから
 時代劇の様式美は一気に薄れていったように思えます。
 そう、今では「時代劇俳優」という人は
 ほとんどお亡くなりになってしまったようですし…。

 そのような今の時代劇の状況下で
 時折、(とても失礼な物言いですが)「掃き溜めに鶴」状態で
 歌舞伎役者が混ざっていることがあります。
 彼らの表情、見栄の切り方、セリフまわし、裾さばき、摺り足…
 どの部分をとっても、主役を喰う完成度の見事さ。
 ところが、現代劇の役者との差があまりにもあり過ぎて
 まるで「劇中劇」にすら思えてくるほど。
 個人としては、素晴らしいのですが、
 劇全体として、役者のレベルの差が
 開き過ぎているのが惜しい。

 ナチュラルな演技を求めて
 木村拓哉が演じる武士も良いのかもしれませんが、
 素人には到底演じきれない
 溜飲が下がるような時代劇、たまには見たいなあと思うこの頃です。

2006/10/9 (Mon)
9.october'06 @ez   「月見」


 やっと満月を眺めることができました。
 雲が厚く立ち込めていたのですが、
 強風だったため、雲の切れ間に眩い月光が差し込みます。

 我が家の月見奉行、you。
 飽きることなく、なにかブツブツ独り言をいいながら
 眺めていました。
 しばらく放っておいてから様子を見てみると
 素っ裸になり、窓を開け正座しています。
 服を着るようにしつこく言ってもきかず
 私に「お月様の写真を撮ってくれ!」と強要する始末。
 しかたなく写真を撮り、月も雲に隠れ
 やっとyouも落ち着きました。

 「お月様が大好き」なんて
 風流な子供だと思っていたのですが
 「お日様が大好き」という子供が「陽・明・熱・強」なら
 「お月様」は「陰・暗・冷・儚」な感じがします。
 とはいうものの、これも個性、
 youは蠍座特有のロマンチストなんでしょうね。

2006/10/8 (Sun)
8.october'06 @ez   「タカをくくる」


 本日はyouの運動会。
 
 晴天なり。

 年少で、クラスの男児の中で一番小さいyouだから
 とりあえず、泣かずに楽しく過ごしてくれれば上出来、
 と思っていたら、意外にも
 「ボク絶対に1番になる!」と闘志を燃やし、
 なんと徒競走で1等賞になりました。
 その他の種目でも、一生懸命で、
 「シャイで、ついふざけてしまうlee」とは全く違う!

 「小さくて、弱々しいから」と
 タカをくくっていたら、
 こんなにたくましくなっていました。
 参観できなかったkzがもし見ていたら
 泣いたかもしれない…。
 
 親の見ていないところで
 成長しているんですね。
 
 「がんばったね」と何十回もyouを抱きしめて褒めていたら
 隣にいたleeは、すっかり拗ねてしまいました。
 兄弟といえ、体格も性格も違うふたり、
 大変だけど、親は毎日楽しませていただいています。

2006/10/7 (Sat)
7.october'06 @ez   「タカをくくる」


 昨日おとといの大雨で、
 本日の予定だったyouの運動会の延期が
 すでに昨日の段階で決定。
 
 leeの運動会も本日の予定だったので
 こちらも多分に延期になるだろうと
 タカをくくって、お弁当の準備もせずに
 のんびりしていたら、「決行」とのこと。
 大車輪状態で準備しました。

 駐車スペースがないということで
 大荷物とyou & fu と共にバスで向かい
 走り回るyouを追いかけ回して、一日が過ぎました。
 ちなみにkzは仕事のため
 今日明日とも不参加です。
 
 まともな写真を撮る余裕もなく
 一体誰の運動会?という感じで
 慌ただしく過ごし、帰宅後グッタリ。

 さあ、明日はyouの運動会!
 でも頑張れないかも…。

2006/10/4 (Wed)
4.october'06 @ez   「99%」


 kzが買ってきてくれたチョコレート。
 子供が寝てから、コーヒーをいれて
 こっそりひとりで
 大口を開けて、パクッ!

 「!」
 …あまりの苦さに声も出ない、
 慌てて飲んだブラックコーヒーが
 とても甘く感じるほどでした。

 よくよくパッケージを見たら

 「チョコレート効果
 CACAO99%
 非常に苦いチョコレートです。」
 
 …と、親切に注意書きまでありました。
 
 チョコレート好きな私ですが
 ここまでビターなのは、ちょっと楽しめそうにない。
 私にとってチョコレートは
 「甘美なるもの」であって
 決して、機能性食品ではないので。

 こういうお手頃価格のチョコレートの中では
 断トツで、昔からロッテの「ラミー」が好き。
 寒くなってくると、
 ますます美味しく思えてくるから不思議です。
 

2006/10/3 (Tue)
3.october'06 @ez   「面倒なこと」


 小学校の役員で
 PTAのエッセイ集の担当をしています。
 昨日までは小学校のイベントの
 PTA作品展のポスターを制作していました。

 PTA活動は
 私自身の仕事と似ているようで、全く違う。
 同じデザインや、レイアウトの仕事でも
 目指すものが違うので
 簡単な作業でもとまどうことばかり。

 「面倒」「大変」…。
 でも、半ば立候補して引き受けた役。
 イヤイヤ押し付けられた状況で仕事はしたくない、
 出来れば、楽しく明るく
 みんなに喜ばれたいという
 非常にポジティブな気持ちで制作しています。

 正直なところ
 「仕事が忙しいし、幼稚園児の息子もいるし
 役員なんて、ヒマな専業主婦がやるべき!」と
 以前は思っていました。
 
 でも、とても間接的ではありますが、
 こういう仕事や、人間関係があってこそ
 子供達が安心して豊かな学校生活を送れるのだということを
 近頃、ヒシヒシと感じます。
 
 それに、微力であっても
 誰かの力になれる…ということは
 とてもうれしいことだし、自信にもつながるように思います。
 
 「面倒なこと」なしに、
 自分自身の成長は見込めないのかもしれません。

2006/10/2 (Mon)
2.october'06 @ez   「幸福の王子」


 近頃の読み聞かせ記録。

 「幸福の王子」
 「青い鳥」
 「さらば、ゆきひめ」
 「くんちゃんのだいりょこう」
 「ぼくのチョパンドス」
  など…。

 石井桃子訳、ドロシー・マリノ作の
 くんちゃんシリーズは
 二色使いのくまの絵が美しく優しい絵本で
 親子ともに大好きなシリーズ。

 小林豊「ぼくのチョパンドス」、
 彼は中東や、私たちに馴染みの薄いアジアの物語を
 多く出していて、leeも知らない世界を
 興味深く楽しんでみているようです。

 そしてオスカー・ワイルドの
 「幸福の王子」。
 子供達にはまだ、今ひとつピンとこなかったようですが
 私は、子供のころから大好きな
 悲しくて美しいお話。
 つばめが金箔やルビーをくわえて
 広場を飛んでいる姿を想像するのが大好きでした。
 
 数年前、同名の本木雅弘主演ドラマがありました。
 本木雅弘、確かに「幸福の王子」のイメージかも!…と
 楽しみに見ていたのですが、やはりストーリーが…。
 できれば、もっと原作に近い設定で
 見てみたかったなあ…。
 
 そのドラマで唯一気に入ったシーンは、
 主人公(本木)はいつもツバメの刺繍の
 白いハンカチを持っていたこと。
 
 元祖ハンカチ王子、です。

2006/10/1 (Sun)
1.october'06 @ez   「雪隠詰」


 末恐ろしいものを見てしまいました。

 朝、leeがトイレに入り鍵をかけて用を足している時、
 何を思ったのか
 youが、工具箱から木槌とクギを持ち出し
 トイレのドアにクギを打っているのです!
 
 楽しそうに、トントントン…。

 慌ててやめさせましたが
 トイレのドアには傷がついてしまいました。
 もちろん3歳児なので
 上手にクギを打つことは出来ず、
 leeも雪隠詰めを免れました。
 正直、私も「助かった〜」という心境。

 こんなことをしでかす
 次男youの心境は、いかに…。

 
 写真は、先日の珍客コウモリ。


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