21-31 january 2007 in the nest

2007/1/31 (Wed)
31.january'07 @ez「道草」


 大抵、幼稚園バスから降りるyouを
 迎えにいくのはfuなのですが
 週に1回くらいは私も迎えにいきます。

 家から500mくらいの上り坂を
 のんびりと家庭菜園や、新築のお宅を眺めながら
 暖かい陽射しの中を歩くのは
 気持ちがいいものです。

 バスから寝ぼけながら降りてくる
 砂や鼻水で汚れた息子を抱き寄せ、
 バスを見送ると
 急に元気を取り戻すyou。

 さあ、これから毎日恒例の
 「一時間道草コース」に出発です。
 家とは反対方向の線路沿いを
 貨物列車などをながめながら
 牛のように(時には小走りも)歩くのです。
 
 こんなうららかな午後は大人も楽しいのですが
 みぞれまじりの日などは、
 地獄の散歩道と化します。

2007/1/30 (Tue)
30.january'07 @ez「Coffee and Cigarettes」


 ジム・ジャームッシュの映画
 "Coffee and Cigarettes"に
 イギー・ポップが出演しているとききました。

 ジム・ジャームッシュの映画は
 流行した当時、繰り返しよく観たものですが
 ここしばらくは、話題にもならなかったし
 私自身すっかり忘れていました。

 "Coffee and Cigarettes"、
 もちろんまだ観ていないし
 多分この先も観ない(ような気がする)でしょう。
 でも、このモノクロの画面の中の
 イギーの姿は、なんだか鮮明に目に浮かぶのです。
 まるで「今朝見た夢」を思い出しているかのように。
 その夢の中で彼は、
 錆びて赤く欠けてしまった刃を
 もう一度炎にさらせとたぶらかすのです。

2007/1/29 (Mon)
29.january'07 @ez「松葉の香り」


 昨日のこと。
 松の木を2本伐採したことは
 私たちにとっても寂しいものでした。
 「生木を裂く」、
 もの言わぬ植物の声が聞こえてくるようです。

 緑の松葉と松ぼっくり、
 太い幹と細い枝で埋め尽くされた庭を
 みんなで少しずつ片付けていきます。
 枝には古い鳥の巣もありました。

 今日と異なり、昨日は陽射しも強く
 暖かでまるで春のような一日でした。
 子供達の手の平は松ヤニで真っ黒、
 青い松葉の香りが染み付いていました。

2007/1/28 (Sun)
28.january'07 @ez「悲しい気持ち」


 アニメ「かいけつゾロリ」、最終回。
 毎週楽しみにしていたleeにとって
 ちょっと悲しい出来事でした。

 もうひとつ、彼にとって悲しかったこと。
 庭の7、8m以上ある松の大木2本を
 切り倒してしまったこと。
 縁側から眺める庭の中央に
 わが家のシンボルともいえる
 2本の松の木は、もうありません。
 
 日常の生活風景から
 何かが失われることがとてもさびしいと
 leeは訴えます。
 
 こういう繊細な感覚、
 いつまでも失わないでほしい…。

2007/1/27 (Sat)
27.january'07 @kz「微熱」


 今頃になって風邪。
 そして花粉症もはじまってしまった。
 なんとなくだるい、そして微熱。

 外は快晴だというのに
 あっという間に一日が過ぎてしまう。

2007/1/26 (Fri)
26.january'07 @ez「ラベンダー」


 ラベンダーの香りから
 すべてがはじまる「時をかける少女」。
 あの映画の頃はまだ
 本物のラベンダーをみたことがありませんでした。
 だから本物の香りも知らなかった…。

 先日お友達からいただいた
 ラベンダーのバスソープやハンドクリーム。
 しばらく目と香りで
 楽しませてもらうことにしました。

2007/1/25 (Thu)
25.january'07 @ez「顔は」


 男の顔は履歴書、女の顔は請求書。

 やや昔の名言で、今なら女も「請求書」ではなく
 「履歴書」というべきかもしれません。
 
 こんな言葉をふと思い出したのは
 「見るからに意地悪そうな顔」をした人が
 「思っていた以上に意地悪」だったので
 軽いショックを受けたため。
 
 その人の履歴をいまさら知りたいとは思いませんが、
 自分の顔にはどんな履歴が表れているのか
 少々不安になりました。

2007/1/24 (Wed)
24.january'07 @ez「泥棒一家」


 イカスミパスタを食べてハッピーな
 youのもの凄い笑顔。
 
 見渡すと家族全員、同じ顔。
 漫画の泥棒一家みたい。

2007/1/23 (Tue)
23.january'07 @ez「ピンク」


 fuのために年末に録画しておいた「大奥」。
 今頃になって思い出し、ふたりで見ました。

 ストーリーなど、どうということはなかったのですが
 特筆すべき点がただひとつ。
 主演の深田恭子と「ピンク」の着物。

 ドラマの中で彼女は
 様々なニュアンスの違うピンクの着物を着ているのですが
 どのピンクも本当によく似合っている!
 特に蛍光色のような、アジアっぽい
 普通の大人が着たら下品になりかねないようなピンクでさえ
 可愛らしく、あくまで上品に見せてしまう!

 見ていた私たちまで、ちょっと春めいた
 明るい気分になりました。

2007/1/22 (Mon)
22.january'07 @ez「パジャマ」


 オリンピックや海外企業の誘致のため
 少しでも先進国らしいふるまいを…ということで
 中国でも上海など大都市では、
 「欧米的」マナーを市民に浸透させるべく
 奮闘しているようです。

 テレビで見た上海の夕暮れ、
 仕事が終わり、家族で食事後
 パジャマ姿で、誰もが街をのんびりと夕涼みムード。

 懐かしい、私が子供の頃と同じ光景。
 銭湯帰りのムームー風サンドレスのお母さんたち、
 ステテコに腹巻きのおじいさん、パジャマの子供達。
 少なくとも35年前の東京にも
 同じような光景が広がっていました。
 「欧米人」から見たら、ずいぶんその頃の私たちは
 野蛮な人種だったのかもしれない。
 でも、街全体が「わが家」、
 近所の人はみんな「なんとなく知り合い」という
 のどかで、ある種余裕のある暮らしも
 そう悪くはないと思うのですが。
 
 その国の個性ということで
 そんなに目くじらたてなくてもいいと思うのだけど
 「グローバル・スタンダード」って
 失うものも大きいような気がします。

2007/1/21 (Sun)
21.january'07 @kz「桃太郎」


 暇を持て余しているyouにせがまれて
 貨物列車の車庫のような場所に行った。
 
 新幹線や普通の客車とは異なる様々なタイプの貨車があり
 電車マニアならずとも、興味深い。
 以前から気になっていた貨物列車「桃太郎」も停車していた。
 youも車の窓ガラスにくっつくようにして眺めている。
 次回チャンスがあれば、
 さらにパワーのある「金太郎」も観てみたい。

 人気のない夕闇の車庫は、
 時間が停止したような不思議な空間だった。


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