01-10 march 2008 in the nest

2008/3/10 (Mon)
10.march'08 @ez「続・男の子とは」


 日曜日は快晴だったので
 葛生方面に遊びにいきました。

 ボールやバドミントンなどの遊具と
 簡単なお弁当持参で。
 
 広々とした敷地内にログハウスが立ち並ぶ公園は
 混雑することもなく、のんびりできそう…

 と思ったら、
 インターロッキングの上を調子に乗って
 凄い勢いでキックボードを走らせていた
 leeが転倒!
 でも彼は、バレると叱られると思ったのか
 痛みをこらえて、私たちの目の届かない場所で
 ひとりコソコソ遊んでいました。
 でも、ひとりで帰れるわけもなく、
 車に戻ってきた彼の姿は
 手と足とおなかを擦りむいて血が滲み、
 スェットにはインターロッキングの
 茶色が擦れて着色している状態。
 手首も捻挫しているらしい…。

 あんなに「スピード出さないで」って言ったのに。

 全身擦り傷なのに、帰りに温泉に寄りました。
 少しは傷に滲みて、反省するかと思ったら
 もうすっかり忘れたらしく
 湯上がりに牛丼をガツガツ食べている。

 まったく懲りていない。
 繰り返すんだろうなあ、何度でも。
 

2008/3/9 (Sun)
9.march'08 @ez「男の子とは」


 昨日、庭で遊んでいたyouは
 ふと思いたって玄関へまわり、ベルを鳴らしました。
 しかし、家の中の家族からは何の応答もなかったので、
 鍵のかかった玄関のドアをたたきました。
 「あけてくださ〜い!」
 何度叫んでも応答なし。
 
 そのとき、彼の脳裏には
 数日前に見た「おじゃる丸(アニメ)」の光景が…(推測)。

 アニメでは
 鍵のかかったドアを、ヘアピンを差し込んで
 あけようとするシーンがありました。

 そこで彼は庭にもどり
 (庭の掃き出し窓は全開で、家の中に入れるのに!)
 小枝を拾い集め、玄関に戻って「ピッキング」開始。
 なにやら一生懸命作業していると
 やっとfuが気づいて、玄関を開けてくれました。

 でもその時、鍵穴には奥までぎっしり小枝が詰まって
 外側からは、鍵が差し込めない状況になっていました。
 私やfuがいろいろ試しても
 鍵はかからない。え〜、どうしよう…。

 そして今朝
 kzが電動工具やらなにやら持ち出して
 玄関扉を外したり、分解したりで
 ようやく鍵が元通りになりました。

 私、エジソンの母には絶対なれない!と確信しました。

2008/3/8 (Sat)
8.march'08 @ez「そうなのよ」


 いとうせいこうが
 彼のブログで
 
 『フリースタイル』なんて
 単なる技巧主義のダジャレ合戦じゃねえか。
 ラッパーに必要なのは正確無比で
 なおかつ人を完全に狂わせる説得力で、
 俺は数十年かけてそれを鍛えてきたんだ。
 
 と書いているのを読んで
 激しく同意!

 そうなのよ!

 練馬・ザ・ファッカーなら
 笑える分だけ、許されるけど…。
 ヒップホップが耳障りなのは
 まさにその「ダジャレ合戦」。
 これってどうにかならないのか…。


 森の奥にて、地球密造?

 
 
 

2008/3/8 (Sat)
7.march'08 @ez「卒業式」


 腰痛は悪化するばかり。
 それなのに
 子供たちはそんなこと、お構いなしに
 抱きついてくるけれど、
 「触らないで!」といのが精一杯。

 幼稚園、学校もあと数日…という時期、
 細かい予定いろいろ。
 さらに、スケジュールのタイトな仕事が数本。
 こういう時はいつもに増して
 丁寧に、ゆっくりを心がけないと。

 今日は、子供たちの小学校と同じ敷地内にある
 中学校の卒業式。
 正門前の卒業式の看板前に
 親子連れが列を成して、記念撮影。
 
 イマドキは、入学先の高校の制服を着て(私服の中学なので)
 卒業式に出るのね〜と言ったら、
 若い幼稚園ママに「アレ、制服じゃないですよ〜」。
 
 女の子の卒業式スタイルは、高校の制服にありがちな
 ブレザーとチェックのスカート、
 リボンタイという組み合わせが一般的のようで
 やや「ハマトラ風」、でも控えめなスカート丈が可愛い。
 
 卒業式、か。
 さよなら、義務教育。
 数日前、県立高校の入試が終わったばかりで
 晴れやかに卒業式を迎えられた子と
 まだまだゴールが見えない子、
 悲喜こもごもの春。
 

2008/3/6 (Thu)
6.march'08 @ez「腰痛」


 20年来の腰痛、再び。
 運転はできるのに
 乗降するのに四苦八苦しています。

 元はと言えば、
 ベッドから足を踏み外して
 腰から落下したのがはじまり。
 それ以降、出産や育児
 体重増加と運動不足などによって、
 ことあるごとに再発。
 痛い時は
 「痛みが治まったら
 きちんと腰痛体操をしよう」と誓うのに
 2日と続いたためしなし。
 完治することはないのかあ、
 ちょっと憂鬱。

 森のどんぐり。
 動物のごはんを免れて
 割れた殻から根が生えてきました。

2008/3/5 (Wed)
5.march'08 @ez「色の名前」


 11時過ぎに、仕事の打ち合わせを終え、
 環状線を走っていたら
 なんて爽やかな空!

 小さい羊のような雲が群れ、
 その隙間からセルリアンブルーの空が
 覗いています。
 運転中で、写真に残せなかったけれど
 今も鮮明に焼き付いているほど
 爽快な色たち。

 日本の伝統色
 着物などの表現として「襲(かさね)」があります。
 紅梅、萌黄など季節ごとに
 決められた色の組み合わせです。
 私の目の奥には「襲」ではなく、
 「グラデーション」の記憶の引き出しがあります。
 たくさんあるので、すべて命名したわけではありませんが
 たとえば「すもも」。
 子供の頃大好きだった、すももキャンディーの
 黄色から赤への鮮やかなグラデーション。
 「テキーラサンライズ」。もちろんカクテルの
 オレンジから紫へのグラデーション。
 空、砂、肌、影…、無限の世界。


 グラデーションに惹かれるのは
 きっと立体感と透明感、変化を感じさせてくれるから。
 私の仕事にも、こんな色彩を表現できたら…。
 でも、刻一刻と移っていく空模様に勝る色を
 人間が再現するなんて、不可能。
 だからこそ、こんなに惹かれるのかな。

2008/3/5 (Wed)
4.march'08 @ez「見たくないけれど」


 youの参観日。
 そしてleeのスイミング進級テスト。
 結果は…、進級ならず。
 一年前、leeと約束をしました。
 「一年頑張って進級できなかったら
 他のスイミングに替えるか、何か別のことを考えよう」と。
 今回で11回続けて進級できませんでした。
 進級テストのチャンスは
 今月末のあと1回を残すのみ。
 頑張れ! 

 夕食時、ドキュメンタリー「愛してるよ、カズ」を
 子供たちと見ました。
 小児がんのかずさ君が、二年生で亡くなるまでを
 映し続けたドキュメンタリーです。
 leeは最初「悲しい話だと食欲がなくなるから
 見たくない」と言っていたのですが
 彼と同じ二年生で命が消えていくこともあるのだ、
 ということを知ってほしかったので
 あえて、見せました。
 死が近づくにつれ、leeの箸も動きが止まり
 画面を食い入るように見つめていました。

 見終わったあと、
 感想を話し合ったりはしませんでした。
 きっと彼のボキャブラリーでは
 彼の心の中の本当の感想を表現できはしない。
 「かわいそうだった、命は大切だ」という
 ありきたりの表現で済ませるくらいなら、
 そのまま「悲しいもやもや」のまま
 とどめておいた方が良いと思ったので。

2008/3/3 (Mon)
3.march'08 @ez「春」


 落ち葉がいっぱい沈んだ
 どんよりと濁った池にも
 春のきざし。

 黒いタピオカのような
 蛙の卵がありました。

2008/3/3 (Mon)
2.march'08 @ez「ツインリンクもてぎ」


 ここから比較的近くにある「ツインリンクもてぎ」。
 でもモータースポーツにあまり興味がなくて
 いままで行く気が全くなかったのですが、
 youが新聞の折り込みチラシを見て
 「トミカのイベントやってるから
 ココに行きたい!」というので、渋々行くことに。

 ネットで調べたら
 トミカのイベントはまだまだ先の予定らしい。
 でも、この週末は入場料や駐車料金が無料だというし、
 快晴だったので、お弁当を作って、いざ。

 広い敷地内にはレース場以外にも
 子供が遊んで、体験できるものがいっぱい。
 そのなかに、「キッズバイク」が。
 子供がバイクに乗れる体験なんて、なかなかないので
 leeに薦めたのですが、イヤだといって拒否。
 最後には「絶対イヤだ(理由不明)!」といって泣き出しました。
 まあ、しかたないか、とkzは言っていましたが
 私が強引に腕を引っ張って
 キッズバイクの列に押し込みました。

 すると3分もしないうちに
 ノリノリで、練習用ハンドルを握っている!
 移動する時も小走りで、やる気まんまん。
 一通り体験を終了して出て来たら、
 「もう1回やらせて」。
 イヤだといって、流した涙はなんだったのか…。
 まあ、それを見越して無理矢理やらせたのですが。

 youも大好きな乗り物アトラクションでいっぱい遊び
 お弁当をたいらげ、ツインリンク内にある森「ハローウッズ」を散策。
 FUNFUNLABで、ASIMOくん(ホンダのロボット)を見学後、
 工作をしたり、PITで車の組立て体験をしたり
 子供たちは目一杯楽しんだようです。
 こんなに遊んだのに、三千円も使わなかったなんて!
 なんかすごく得した気分。

 その後、茂木のちょっとさびれた感じの温泉に寄り
 子供たちのリクエストの回転寿司へ。
 
 今日は珍しく、家族揃って
 充実した一日でした。
 

2008/3/2 (Sun)
1.march'08 @kz「男同士」


 今まで見えなかった、男同士の壁が
 僕とleeとの間に立ちはだかるようになってきた。

 ezに見せる喜怒哀楽を
 僕の前では、素直に出せないようだ。
 そんな時、どうするのが正解なのか
 わからない。
 ezにその話をしたら
 僕と僕の親父との関係を思い出してみたら、
 と言われた。

 正直、あまり鮮明には思い出せない。
 
 ライオンの群れは
 ひとつの群れにリーダーたる雄は1頭。
 人間だって同じことだ。
 ひとつ屋根の下に
 男が三人いれば、いつかは離別するものだし
 それこそ、健全だ。

 leeと僕との関係は
 別に深刻なものではい。
 ただの子供の気まぐれかもしれない。
 毎日ほんの少しの時間でさえ
 楽しく遊んでいる。
 でもいつか必ず衝突する日がくるだろう。
 楽しみなような、恐いような。
 父親としての自分が試されている気がする。


IT'S NEW!
DAIRY
HOME


welcome to our web site.copyright(c)2005 gaingrove all rights reserved.