2011/12/21 (Wed) 20.decvember'11 @ez「わたしを離さないで」 　家族が寝静まったあと、 　独りでDVD鑑賞。 　 　ずっと観たかった「わたしを離さないで」。 　原作はカズオ・イシグロ、イギリス映画。 　グロテスクともいえる臓器「提供者」の 　短い人生を、原作以上にノスタルジックに 　美しく描いています。 　監禁されているわけでも 　虐待されているわけでもないのに 　逃亡も暴れもせず、自分の役割を 　悲しげに受け入れるだけの「提供者」たち。 　映像があまりにも美しく静かで 　特に寄宿舎の子どもたちのブロンド、白い肌 　グレーの服、息吹を感じない埃っぽい校舎… 　一時停止してずっと眺めていたいほど。 　イギリス映画こそ、のビジュアル。 　女優キーラ・ナイトレイも出演しているのですが 　あのシャネルのCMで魅せる輝くばかりの華やかさは 　まったく気配を感じさせず、まるで別人。 　すごく恐い 　でもなぜか優しくて美しい。 　上手に感想を言い表せません。 2011/12/20 (Tue) 19.decvember'11 @ez「リサイクル」 　鹿沼にニラ蕎麦を食べに行った時 　白菜や大根の素朴な塩漬けを買ってきたのですが、 　家でいざ食べてみるとなんだか美味しくない。 　ニラ蕎麦は美味しかったのに！ 　 　でもこれ以上箸が進みそうもないので 　塩抜きしてキムチに漬け変えてみようと思います。 　粉唐辛子、ナンプラー、ニンニク、生姜、砂糖、ゴマ 　葱、エゴマの葉、セリ、酒盗…。 　美味しくリサイクルできるといいのですが。 　 　1週間後くらいに食べられるかな。 2011/12/19 (Mon) 18.decvember'11 @ez「夫婦の休日」 　あまり乗り気でない子どもたちは 　家に残し、夫婦でプールに。 　良いお天気なのに 　随分空いていて、快適でした。 　水泳な苦手なkzも、休み休みながら 　400mを泳ぎ、 　私は50m泳いだだけで息が続かなかったので 　1時間ノンストップで水中ジョギング。 　ジョギングしている1時間はちっとも辛くなかったのに 　プールから上がった途端、重力というか 　自分の体重がいきなり覆いかぶさってきて 　まともに歩けない…。 　宇宙飛行士が地上に戻ってきた時と同じ状態？ 　正味1時間半のプールとはいえ 　寒さでこわばった身体はずいぶんラクになりました。 　青空の下、冬のジャグジーも気持ちよかった。 　子どもたちのいない遅めのランチ、 　子連れでは行かないちょっと美味しいお寿司屋さん。 　中途半端な時間帯だったので 　いつもは行列のお店も空いていてのんびり、 　しかも子どもを叱ってイライラすることがない！ 　極楽、極楽！ 　帰宅したら、さっそく子どもたちに 　「何食べてきたの？」と聞かれたので 　ラーメン、と嘘をついちゃいました。 2011/12/16 (Fri) 16.decvember'11 @ez「両立」 　お昼時、市役所に行ったら 　「名誉市民」の認定式（？）のようなことが 　行われていたので、覗いてみると 　なでしこジャパンの鮫島彩選手でした。 　もっと体格のゴッツイ女性をイメージしていたのですが 　スーツ姿は、普通の綺麗なOLさん。 　周りに大勢いた若い市役所の女性たちと 　変わらない可愛らしい女性でした。 　最近のスポーツ選手、 　綺麗な人が多くなりました。 　男か女かわからない…っていう 　強ければいい、という選手は 　今では少数派なのかも。 　強さと美しさを両立できることに 　驚きを感じます。 2011/12/15 (Thu) 14.decvember'11 @ez「吹き寄せ」 　宇都宮の紅葉ももう終わり。 　美しい日本庭園の吹き寄せも 　鮮やかな錦から 　少しずつ無彩色へ変わってきました。 2011/12/12 (Mon) 12.decvember'11 @ez「記憶のかけら」 　週末、何の予定もないときは 　迷わず温泉へ。 　お天気も良かったので 　鹿沼のちょっと奥にある「前日光つつじの湯」。 　これといって特徴がある温泉ではないのですが 　なんだか風通しが良い 　爽やかな気分になれる露天風呂が気に入っています。 　冷たい風が強めでしたが 　澄み切った青空がまぶしくて 　日焼けしそうな陽射し。 　ドライブのお供は「プリンセス・トヨトミ」。 　原作を読んでいたため、 　ワクワク感はなかったけれど面白かった。 　もともとツッコミどころ満載の原作、 　細かい違和感やつじつまの合わない部分は 　全部無視して楽しむことがポイントです。 　写真は2種類の柑橘類。 　大きい方は直径8cmくらいの普通のみかん。 　小さい方はシークワーサー（沖縄小みかん）。 　シークワーサー、とっても小さいのに 　普通のみかん同様、ちゃんと手で皮がむけて 　まるでミニチュア。 　かなり酸っぱいけれど。 2011/12/11 (Sun) 11.decvember'11 @ez「記憶のかけら」 　先週から始まった「坂の上の雲」、 　録画しておいた1話をようやく見ることができました。 　仕事が終わった夜中、 　あるいは夕食後何度もトライしたのに 　最初の10分で爆睡…、 　昨夜は十分睡眠をとったので 　しっかり最後まで鑑賞できました。 　ストーリーはまさに「二百三高地」。 　死屍累々、一縷の望みもない 　それでも止めることも出来ない戦です。 　学生時代、幕末以降の 　歴史の暗さ、重さが嫌いで 　真面目に勉強しなかったこともあり 　この戦争についてほとんど何も知らなかった私。 　ところが戦にロシアの司令官クロパトキンが登場、 　クロパトキン？ 　私のアタマの中のページがいきなり 　パラパラとめくられ…。 　「…メジロ、ロシヤ、野蛮国、クロパトキン…」 　クロパトキン？ 　 　「クロパトキン」がロシアの軍人であるということ 　今ドラマではじめて知ったのに 　「クロパトキン」のしりとり歌がいきなりアタマの中を 　ぐるぐるまわりはじめました。 　 　なんでこんな歌知っているんだろう？ 　「乃木将軍は立派な軍人」的なことを 　よく話していた亡父が私に教えたのだろうか？ 　不要になった記憶はすべて削除されるものと思ったら 　意外なカケラがゴミ箱の底に貼り付いていたみたい。 　 　写真は男体山の上に浮かぶ雲。 　「ブッチャーの額みたいなのが『男体山』だよ」 　kzが教えてくれました。 　この写真ではわかりにくいのですが 　その通りでした。