21-31 august 2012 in the nest

2012/8/29 (Wed)
29.august'12 @ez「あちこち」


 
 人と同じで、住まいも
 一ヶ所ガタがくると次々と…。

 一人暮らしではないから
 それぞれ使い方、住まい方が違うし
 好みも違うので
 自分の思うようには上手くいかなくて
 結局中途半端な状態で
 ますます愛着から遠のいてしまう。
 なんか良い方法ないかなあ。

2012/8/28 (Tue)
28.august'12 @ez「夏休みが終わってしまう」


 
 明日からyouは小学校。
 今日は最後の夏休みですが
 私もkzも仕事のため、いつも通り。

 一週間の家族旅行、
 日記に残すのも結構大変でしたが
 私たちにとっては「岸辺のアルバム」のようなもの。
 老後の楽しみのためにせっせと書き貯めています。

 旅行後はまた夏期講習や部活など
 それぞれ忙しい日々を送っています。
 夏休みの間にleeは私より
 数センチ大きくなっていました。
 そういえば今年の夏は
 早朝のカッコウの声を
 まったく聞かなかったけれど
 どこかに引越してしまったのだろうか。

 
 写真は、高知のお土産物屋さんで買った
 「土佐のべく杯」。
 ほぼ同じものを四半世紀も前に友だちから
 いただいて大事に持っているのですが、
 今回は自分で買いました。
 食品以外のお土産はこれだけ、
 これだけで十分!

2012/8/27 (Mon)
26.august'12 @ez「家族旅行の記録 その7」


 
 7日目、いよいよホントに最終日。
 
 旅の締めくくりはやはり「城」。
 
 姫路城で始まった旅、最後に向かうのは国宝犬山城です。
 戦国時代織田信康によって築城、
 国宝の犬山城、彦根城、姫路城、松本城のなかで最も古く
 驚くべきは、最後の城主成瀬正肥の子孫が
 修復を条件につい数年前まで個人所有していたということ。
 最後の城主成瀬 正俊氏、ダンディなお写真が飾られていました。

 これからまっすぐ宇都宮へ帰ります。
 往路は神奈川、静岡と海沿いルートで走りましたが
 復路はカーナビのお勧めに従い、内陸をひた走ります。
 北関東道路がつながったおかげで随分時間短縮になったとか。

 途中SAで名古屋風コテコテメニューを楽しんだり
 なぜか長野名物野沢菜を買ったりしながら
 のんびり帰ります。

 家に着いたのは夕方5時。
 洗濯や荷解きが済んだのは7時すぎでした。
 そして走行距離は2,000km強。
 初っ端、パンクはあったけれど
 後はとても順調で、暑くて、濃くて
 最高に楽しい旅でした。
 kzありがとう、お疲れ様でした。

 一生忘れられない素晴らしい旅行だった!
 豪語した割りに、
 もうすでに地名や店名、人名、料理名…
 どんどん忘れはじめていることに
 日記を綴りながら気付きました。
 子どもたちの記憶もいい加減だから
 いつまで覚えていてくれることやら。
 甚だ、怪しい…。
 上書きの日々です。

2012/8/27 (Mon)
25.august'12 @ez「家族旅行の記録 その6」


 
 六日目、四国最終日。
 いつもより長い旅行だと思っていても
 気が付けば…。淋しくなっちゃうなあ。

 坂本龍馬誕生の地の記念碑を通って
 朝早くから開いている「龍馬の生まれたまち記念館」へ。
 ゆっくり見学した後、子どもたちとそのお友達のために
 キーホルダーをたくさん買い込みました。
 自宅に戻ってから、サプライズでプレゼントする予定。
 
 それから、山内家下屋敷長屋展示館も立ち寄って。
 朝ごはんを食べにお披露目市場へ。
 高知の名産や名物料理がいろいろ食べられる
 屋台村?フードコート?のような場所。
 ちょっと時間が早くて開店している店が少なかったのですが
 朝からお寿司とか練り物とかいろいろ食べました。
 高知の郷土料理かどうかわかりませんが
 ミョウガ、タケノコ、椎茸などの
 野菜のにぎり寿司がとても美味しかった!
 有名なポン酢がたくさんある地域だから
 酢飯の作り方が絶妙なんだと思います。もう一度食べたい!
 そして意外なことに高知は、芋けんぴが名物だった。
 さつま芋といえば、鹿児島か茨城だと思っていたので
 いたるところで売られていたのには驚きました。
 味もいろいろあったので、思わずガーリックやストロベリーなど
 珍しいフレーバーを買ってしまいました。

 お腹もいっぱいになったところで、高知最後の観光、高知城へ。
 山内一豊が築城したお城で重要文化財。
 追手門から天守閣を見上げるアングルがベストショットと
 知りつつも、団体の列が途切れず、
 シャッターチャンスを逃してしまった、残念。
 お城見学はちょっとした登山のようなもので
 息も絶え絶え、天守閣に登るのですが
 そこからの眺めは「登った甲斐があった」と思わせる景色。
 二百年まえには権力者だけに許されたものだったのですね。
 下界に比べて少しは風も涼しいような。

 今回の旅行、ほとんどお土産は買っていませんが、
 自宅用についつい買い込んでしまったのが、ご当地調味料。
 醤油やソース、ポン酢や味噌。帰宅してからのお楽しみができました。

 高知観光はここまで。
 これから向かうのは一気に名古屋です。
 徳島を抜け、淡路島を通って本州へ。
 淡路島って兵庫県だったんだね〜と
 関東より西の地理に疎い私は、ドライブ中も全く位置が理解できず。
 地図が読める夫とカーナビがあって良かった。
 途中立ち寄った道の駅からは大鳴門橋と、うず潮が小さく見えました。
 マンガ「NARUTO」が大好きな男子3人ですが
 残念ながらタイアップしているものはほとんどないようで
 男子3人も実物のナルトのウズマキには興味がわかなかったらしい。
 玉葱が特産ということでオニオンスープが美味しかった。

 関西圏に入ってからは、ワンセグで地元局ワイドショーを見たり。
 とちぎテレビ制作の番組だと有名人の出演といえば
 U字工事くらいですが、名古屋あたりだと普通に有名タレントが
 大勢出演している!さすが大都市は違う!

 夕方名古屋到着。
 長時間ドライブでkzもくたくただし、時間も5時過ぎ
 ダメモトで名古屋城に行ってみたら、なんと普段は4時半閉園のところ
 「名古屋城宵まつり」で午後9時まで開場、
 しかも場内では屋台たくさんが出ていて、
 盆踊りやイベント、ビアガーデンも。
 いろいろ心惹かれるものばかりでしたが、まずは名古屋城見学。
 外観の特徴は、やはり緑青の屋根の色と金シャチ。
 ここも姫路城同様本丸御殿は修復作業中でした。
 youが気になる加藤清正の銅像もありました。

 本日のホテルは繁華街の中心。近くでは観覧車が廻っているし!
 都会の喧騒の中、夕食のお店をキョロキョロ。
 カジュアルで、名古屋名物メニューがいろいろありそうで
 大繁盛してそうな居酒屋さんがあったのでいざエントリー。
 大人達はお刺身や味噌田楽や手羽先にどて串、
 子どもたちが選んだのは、大福茶漬け(?美味しかったらしい)
 ハニートースト、イタリアンスパゲッティなど
 これでもかというくらいのB級グルメを堪能いたしました。

 宿泊するホテルの近くには子どもたちの大好きな
 ポケモンセンターやJUMPショップが。
 でもあまりに周りが賑やかで人が多いので
 全く気が付いていないらしい。ヨカッタ。
 明日は最終日、名残惜しいけれど、宇都宮に帰ります。

2012/8/26 (Sun)
24.august'12 @ez「家族旅行の記録 その5」


 
 五日目、そろそろ後半。


 これから高知県に向かいます。
 高速道路を走っていると
 kzが眠そうなのでドライバー交代。
 ナビもあるし大丈夫!

 しばらく助手席で眠っていたkz、目を覚まし
 ナビを見て「なんで目的地までの距離が増えているんだろう?」。
 よくよく調べてみたら
 私、高知ではなく「高松」に向かってました!
 あぶないあぶない。
 慌ててドライバー交代しました、スミマセン。

 高知といえば坂本龍馬。
 大河ドラマ「龍馬伝」でも注目された岩崎弥太郎の生家を見学。
 長閑な田舎の中にあった藁葺き屋根の生家の庭には
 弥太郎が大きな石を並べて作った日本地図がありました。
 瓦に入れられた家紋は現在の三菱のマークの原型です。

 そこから向かったのは、ガラリと趣向を変えて
 北川村モネの庭マルモッタン。
 印象派の画家クロード・モネの描いた風景を
 再現した庭園。
 日本の真夏の風景は、モネが描いた風景よりも
 大分亜熱帯な様子でしたが、
 教科書や美術館、家に飾ってあるポスターで
 馴染み深い作品のモテーフが
 多かったので、子どもたちも興味が持てたようです。


 桂浜方面へ向かいます。
 坂本龍馬記念館。龍馬の銅像とシェイクハンド。
 龍馬は筆まめな人だったようで
 手紙などが多数展示されていました。
 特別展示は吉田東洋。
 ドラマでは、吉田東洋も山内容堂もずいぶん高齢風でしたが
 実際は46歳、45歳の生涯だったようで意外な感じ。
 大河ドラマが終了しても、やはり人気があるようで
 様々な年代で賑わっていました。

 そこからすぐ近くの桂浜。
 とても波が荒く、波打ち際には全く近づけず。
 太平洋に面した荒々しい土佐の海、松山のあの穏やかな海とは
 比べ物になりません。
 少し離れた砂浜を散歩しながら竜王宮へ上り、
 幕末の志士に想いを馳せます。

 近くには土佐闘犬センターも。ここは今回割愛。

 数年前の大河ドラマ「功名が辻」のラストで気になった長宗我部氏。
 長宗我部元親の銅像を見学した後、墓所にもお参りしました。

 掛川から土佐に移封となった山内一豊。
 一領具足を中心とした旧長宗我部氏の武士の多くは新領主に反発、
 これに対して一豊は、重要なポストを主に旧臣で固めて
 長宗我部勢力を排除しました。
 さらに、長宗我部氏の遺臣らを桂浜の角力大会に招いて
 捕縛して73名を磔にして殺すなど、
 あくまで武力を使った措置で対応した結果、
 各地に山内家と旧長宗我部勢力との禍根が残り、
 山内家家臣を上士、旧長宗我部氏の家臣を郷士(下士)とした
 差別的構造が発生してしまった…。(一部ウィキペディアより)

 歴史、あたりまえですがずっと繋がっていて、
 ひとつのエピソードは、その大河の一滴でしかない。
 知れば知るほど、興味が沸いてきます。

 夕暮れが迫ってきます。
 高知の中心街、はりまや橋。
 よさこい節に馴染みがない私たちにはピンとこない
 この小さな名所で記念撮影を。

 着替えてスッキリしたら夕食。
 またまた路面電車に乗ってみました。
 中国、四国地方の中心部は路面電車がいっぱい。
 
 高知といえば、もちろんお目当ては鰹。
 私は時々蕁麻疹が出るのでほとんど鰹は食べないのですが
 初めて塩で食べた鰹、美味しかった!
 地鶏土佐ジローも一鶴風でガブリ。
 地酒もいただいて大満足。

 食後はぶらぶら徒歩で高知駅付近をお散歩。
 駅前に巨大な龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の銅像が
 ライトアップされていました。

2012/8/23 (Thu)
23.august'12 @ez「家族旅行の記録 その4」


 
 四日目、今日から四国です。


 本州から四国というと
 無知な私は瀬戸大橋しか思い浮かばないけれど
 今回は広島から愛媛へ移動するということで
 「しまなみ海道」をドライブ!

 車内のクーラーが壊れるんじゃないかと思うくらいの真夏日、
 本州から四国へ続くいくつもの島に架かる橋を
 渡っていきます。
 内陸で暮らす私たちには
 青と白のコントラストが眩し過ぎる!

 因島ってこんな位置にあったんだ、とか
 タオルで有名な今治って愛媛だったのねー、とか
 大人にとってもはじめてのことばかりで
 社会科見学みたい。

 四国初上陸(kzは除く)。
 目指すは松山城。
 今回は一人ずつリフトに乗って
 途中まで登城しました。
 松山城は21の重要文化財を持つ四国最大の城。
 今回の旅行でいくつもの有名なお城を見学してきましたが
 関東、東北と比較すると、こちらは名城がたくさん残っています。
 松山城を遊び場にしていたという
 秋山兄弟や正岡子規に想いを馳せながら見学。
 気分は「平清盛」から「坂の上の雲」。
 見学後は、伊予柑のかき氷で喉を潤しました。
 やはり四国、特に愛媛は柑橘系の宝庫。
 さっぱりとした甘さで美味しかった。

 次に向かったのは「坂の上の雲ミュージアム」。
 ミュージアムの設計は安藤忠雄。
 上から見るとショートケーキのような三角柱。
 入館すると、司馬遼太郎の描く明治の日本がいっぱい。
 子どもたちも何やらいろいろ体験していました。
 私的には、秋山真之を演じた本木雅弘の書(手紙?)が
 興味深かった。書くことが好きな人なんだなー。

 隣りには、旧松山藩主の子孫久松定謨伯爵が建てた萬翠荘が
 森のような庭園の中に建っています。

 それからまた移動して、内子へ。
 古い街並、といってもとても静かで
 倉敷のような賑やかさはありません。
 その中で目的は、内子座。
 大正時代に建てられた木造の芝居小屋です。
 見学者は私たちだけ。
 外は猛暑なのに内子座の中は涼しい風が吹抜けていく。
 カンカン帽に羽織姿の村の名士たちが
 集う姿が目に浮かぶようです。

 瀬戸内の美しい夕陽を見ようと
 佐多岬を目指したものの
 どうやら間に合いそうにないので
 ふたみシーサイド公園の道の駅でじゃこ天や軽食をとり、
 子どもたちは少しだけ海で遊びました。
 穏やかな海。安心して見ていられます。
 
 遊び足りない子どもたちをなだめて
 夏目漱石「坊ちゃん」で有名な道後温泉へ。
 道後温泉、イメージと違ってびっくり!
 箱根とか熱海とか鬼怒川とか
 いわゆる温泉地のちょっと寂れた雰囲気を想像していたら
 大勢の観光客で大賑わい!
 確かに道後温泉本館は明治時代に建てられた
 歴史を感じさせる建物だけど
 そのまわりはいたって近代的なビルが立ち並んでいて
 そのビルの隙間を色とりどりの浴衣を着た観光客が
 温泉セット片手に歩いているのが面白い。
 私たちは、又新殿と呼ばれる皇室専用浴室や
 坊ちゃんの間などを見学。
 その後ハイカラ通りをぶらぶらしながら
 坊ちゃん団子、マドンナ団子、一六タルトを食べたり
 伊予柑ジュースを飲んだり。

 すっかり陽も暮れてチェックイン。
 大量の洗濯ものをコインランドリーに投入後、
 繁華街に繰り出します。
 愛媛の何か美味しいもの〜と探して入ったのが
 愛媛地鶏のお店。
 日本全国どこでも地鶏はおいしい!
 おいしい冷や酒もいただいたのに
 銘柄はすっかり忘れてしまった…。

 だんだん疲れがたまってきたのか
 ホテルでは全員爆睡でした。

2012/8/21 (Tue)
22.august'12 @ez「家族旅行の記録 その3」


 
 三日目、本日も広島。

 ホテルから直通の
 瀬戸内シーライン乗り場があり、
 宮島行きのフェリーに乗れるので
 一番朝早い便に乗ろうと待ち構えていたら
 早朝便は平日は運行していないらしく
 いきなり出鼻をくじかれました。
 余った時間、子どもたちは
 ホテル内でお土産探し。

 9時、やっとフェリーに乗って宮島を目指します。
 ほとんど太平洋側の海岸しか
 見たことがなかったので
 瀬戸内海って不思議な眺め。
 島なのか陸なのか
 北なのか南なのか。

 フェリーを降りると
 宮島、すでに観光客で賑わっていました。
 厳島神社に向かって急いでいると
 youがいない。
 案の定、大人しい鹿の横に座って
 なにやら話しかけているので
 急ぐよう、促します。
 帰りのフェリーの時間が決まっているので
 あまりのんびりできないのです。

 大河ドラマ「平清盛」ファンの私としては
 ぜひとも訪れたかった場所。
 世界文化遺産ということで
 広大なイメージがあったのですが、意外とコンパクト。
 あまりに空と海が青く
 大鳥居が赤く、激しいコントラストに
 神秘的というより若々しさ、生命力のようなものを
 感じてしまいました。
 激しい暑さにもかかわらず
 海岸の上に建立された寝殿造りの中は
 気持ちの良い風が吹いていました。

 ここでは、息子たちと受験生の甥と姪にお守りを。


 そしてロープウェイで弥山へ。
 ここから眺める瀬戸内海もまた絶景。
 ここまでは最高に気持ちよかったのに
 降りてから頂上までの登山がキツかった!
 パワースポットとして有名な山らしいけれど
 私の方がパワーを吸収されたような気がします…。

 弥山を下山してから
 宮島の商店街を歩きます。
 煎りたてのコーヒーを飲ませてくれる
 カフェが何件かあるようで、寄りたかったのですが
 空腹の息子たちにせかされ、
 名物穴子飯のお店へ。
 地獄の登山のあとのビールは最高!
 焼き牡蠣もいただきました。

 そろそろフェリーの時間が迫っています。
 焼きたての紅葉饅頭や穴子の竹輪を
 食べながら、乗り場に向かいました。


 ホテルに着いたら
 シャワー&着替え。
 これから呉市にある大和ミュージアムに向かいます。

 展示された1/10の戦艦大和。
 多分男女差があると思うのですが
 私は戦闘機や戦艦、所詮殺人を目的に開発されたもの
 凄いとは思いますが、ずっと見ていると
 気分が滅入ります。
 回天の展示横には、肉声で残された遺書。
 こういう方々の上に今の私たちの暮らしがあると
 感謝しつつも、自分の息子であったら…
 想像しただけで気分が悪くなるのです。


 呉から広島市内に戻り
 夕食は広島焼のお店へ。
 広島焼、家では上手く作れないのに
 さすがにプロは違います。
 カンタンそうに見える!

 満腹の子どもたちが寝静まった頃
 ふたりで夜景の美しい最上階のバーへ。
 モヒートやコスモポリタンで乾杯しました。
 明日は四国を目指します。

2012/8/21 (Tue)
21.august'12 @ez「家族旅行の記録 その2」


 
 
 二日目、疲れているはずなのに
 全員目覚めスッキリ。
 これから広島方面へ。

 
 途中のサービスエリアで軽めに朝食、のはずが
 朝からラーメンを注文するyou。
 しかもお昼に食べる予定の尾道ラーメン!コラッ!
 なるべく名物、名産を食べたい私は
 鰆の押し寿司。

 
 そう、目指すは尾道。
 尾道といえば、大林宣彦監督の
 「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」。
 3本とも観たことがありますが
 全部尾道が舞台とは知りませんでした。
 当時とても人気があった記憶があります。
 
 そして懐かしい商店街。
 坂道の途中にある小さな踏切。
 私の子ども時代の風景が目の前にある不思議。
 
 
 そこからロープウェイで千光寺へ。
 展望台から眺める初めての瀬戸内海。
 途中の文房具屋さんで
 絵はがきを2枚買って
 二人のおばあちゃんに暑中見舞い。
 
 昨日買えなかった桃、
 小さな青果店で買って、歩きながら食べる。
 ぬるいしまだかたいけれど、おいしい。
 
 「さびしんぼう」にも出ていた
 通称ガウディハウスも見学。
 そして昼食は、尾道ラーメン(you、本日2杯目)。
 出汁より醤油が濃い印象、なるほど。

 
 ここから広島市内へ移動。
 
 
 広島平和記念資料館と原爆ドーム、
 人類の負の遺産。
 
 夏休みということもあり
 親子連れや外国人の姿も目立ちます。
 
 ここではあえて子どもたちとちょっと離れて見学。
 あまりに悲惨な有り様に
 自然と涙があふれてしまう。
 youも焼けただれた人々の惨状に
 立ち尽くしていました。
 これからの未来のために
 今日感じた思いを忘れることがありませんように。
 資料館を出て、原爆ドームを見学。
 二度と草木が生えない、とまで言われた広島が
 こんな立派な都会に復興できたこと、
 3.11の震災のことを思い出さずにはいられません。

 
 それから向かったのは、
 毛利輝元が築いた広島城。
 この城の壁は白壁部分と木目部分のツートーン。
 ここでは着物の試着体験コーナーがあって
 youは武将の鎧兜、leeは裃を試着。
 外国人(大人)が真剣にポーズをとっているのが
 微笑ましい。

 
 今回のホテルは海沿いで
 広島の繁華街とは少し離れているけれど
 瀬戸内海を一望できて、しかもとても広くて快適。
 今回ホテルは「じゃらん」のサイトからすべてセレクト。
 人数、価格、場所…と項目を埋めていくと
 希望通りのホテルはほんの少し。
 それでも格安だし、ずいぶん助かりました。
 便利な時代です。

 一度着替えてから
 今度はホテルの送迎バスで中心街へ。
 まず広島駅付近のデパ地下チェック。

 
 このあたりの移動は
 バスか路面電車が便利らしい。
 せっかくだから、路面電車に乗ったのですが
 不慣れな私たち、システムもわからないし
 案の定乗り間違えてオロオロ。
 でも車掌さんが親切で良かった。

 
 それから夕食…。
 本当はオイスターバーとか牡蠣専門店で
 冷たい白ワイン、いただきたかったのですが
 子どもたちは牡蠣が全く食べられないので
 カジュアル・イタリアンのお店へ。
 運転から解放された大人は
 バスの運行時間を気にしながらも
 生ビール、スパークリングワインをぐびぐび。
 子どもたちも食べる、食べる。


 それにしても広島市って大きい。
 帰りもまたまたバス乗り場が見つからず
 右往左往しつつも、楽しい夜でした。


 



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