21-31 october 2006 in the nest

2006/11/5 (Sun)
31.october'06 @kz   「youの靴」


 leeの秋休みが始まった。
 ここいらで一息入れるために
 今日から家族旅行に出かけることにした。
 旅行といっても、近くに二泊三日の旅。

 いつものように
 午前三時起床、弁当持参で三時半出発。
 今回のメインは富士急ハイランド。
 トーマス好きなyouのために
 富士急ハイランド内のトーマスランドに行きたい、と
 ezが決めたため、宿泊は河口湖畔の温泉旅館に決定。

 真っ暗な中、
 高速入り口目前でezのひとこと。
 「youの靴、持ってくるの忘れた…」
 九時には富士急ハイランドに到着予定なのに
 一体どうするつもりなのか。
 裸足というわけにもいかないし、
 この時間開いている靴屋も思いつかない。

 とりあえず高速にのってしまったのだから
 富士山目指して走るしかあるまい。

2006/10/30 (Mon)
30.october'06 @ez   「i Tunes」


 今使っているmac Tigerを購入したのは半年前。
 必要に迫られてやっと、昨日内蔵されているiTunesを開き、
 恐る恐る使ってみました。
 そう、はじめて音楽のダウンロードというものを。

 おおッ!
 あまりの便利さにびっくり!
 なぜ今まで利用しなかったのか
 今となっては不思議で仕方ありません。
 
 はじめてのCDづくりは
 子供たちのためのドライブミュージックを
 ちまちまと集めてみました。
 「ボクノート」「テルーの唄」「ハネウマライダー」など
 小学校で歌っている歌や、
 「宙船」「タイガー&ドラゴン」「ハグしちゃお」など
 彼らの好きなTVの主題歌など。

 なんだか作っているうちに
 楽しくなってきてしまって
 まるで、学生時代。
 最近すっかり萎んでいた音楽への愛が
 再び目を覚ましたような気がします。
 今度は自分のための1枚をつくらなくちゃ!

2006/10/29 (Sun)
29.october'06 @ez   「歩く」


 冬枯れの奥日光を歩いてきました。

 まだ少し紅葉が残っている晴天の土曜、
 渋滞を見越して、早朝4時出発。
 まだ夜明け前の1度しかない奥日光に到着し、
 待っているとご来光が。
 
 眺めの良い場所には
 素人カメラマンがびっしり並んでいます。
 最近の性能の良いデジタルカメラのお陰で
 私も下手ながら、楽しんで撮影することが
 できるようになりましたが
 さすがに、真っ暗な中場所取りをして
 夜明けを待つカメラおじさんの中に
 ずうずうしく割り込むことはできず、
 はじっこでささっと撮り、車に戻ったのでした。

 ハイキングは
 奥日光の湯滝から戦場ヶ原、赤沼まで5km程度。
 もう何回も家族で歩いた道ですが
 今回はleeにもリュックを背負わせ、
 youは抱っこすることなく完歩させました、
 というか、大喜びの隊長気分で
 先頭をずっと小走りで歩ききりました。

 それからバスに乗って西の湖付近で
 徹夜(おおげさ?)でつくったお稲荷さんのお弁当を食べ、
 最後に湯滝を見て帰路につきました。

 まだ1時くらいでしたがすでに渋滞が始まっていて
 (奥日光に向かう道は比べられないほどの超渋滞)
 家についたのは4時半。

 そしてなんとleeは遅刻覚悟でスイミングへ。
 (kzから『お休みして良い』と言われたのですが…)
 今日は遅刻してしまったので
 1km泳げなかったらしい。

 すでに疲労困憊の私に比べて
 なんとたくましい子供達!
 ひ弱な現代っ子にしないためにも
 近いうちにまた、老体にムチ打って
 山歩きに連れて行こう、と
 夫婦で誓い合いました。
 

2006/10/28 (Sat)
28.october'06 @ez   「都会の蕎麦屋、田舎の蕎麦屋」


 kzとふたりで市内の繁華街で買物をし、
 途中、お蕎麦屋さんで昼食をとることにしました。

 蕎麦好きなので、頻繁にお蕎麦屋さんに行くのですが
 大抵人里離れた田舎の方にある
 看板もないような手打ちの田舎蕎麦のお店ばかり。
 (そんな地味なお店なのに、昼時は地元、
 あるいは蕎麦好きな老夫婦で混雑していることが多い)
 だから、今回のように繁華街(ビジネス街)の
 お蕎麦屋さんに行くのは久しぶり!

 久しぶりに行ってみて、ちょっと新鮮な感動を覚えました。
 自分が勤め人であった頃、
 こういう「更級」「砂場」だの年配の会社員、
 あるいは胃腸が弱そうな若い会社員で賑わうお蕎麦屋さんには
 毎週のように食べに行っていましたが、その当時は当たり前すぎて
 そんな感動はありませんでした。
 で、どんな感動かというと
 「店が小さく、装飾も少なくこざっぱりしている」
 「長年の掃除のしすぎで、すべての油分が抜けた感じ」
 「コンクリートや玉砂利のような冷たい床で、
 閉店後にデッキブラシで水洗いしていそう」
 「裏口にサバ節が干してありそう」
 「50、60代の三角巾のおばちゃん店員がプロ」
 など。味自体に感動はありませんでしたが。

 特におばちゃん店員が素晴らしい。
 多分何十年も蕎麦屋のおばちゃんをしているのでしょうが、
 動きに無駄はないし、声が通るし、
 お客である年配会社員のあしらい方も
 まるで出来の悪い我が子の面倒をみるかのようで
 一見無愛想のような部分さえ、
 お客にとっては心地良いに違いありません。
 そして、年がら年中ヒヤッとするような床と、清潔感。

 そうしてみると、最近よく行く田舎のお蕎麦屋さんは
 ちょっと違う雰囲気。
 確かにお蕎麦そのものはとても美味しいし、量も多い。
 店内は民芸調で、飾り物多数、囲炉裏があったりします。
 そしておばちゃんは…、
 なんだか面倒くさそうな態度の人が多い(のは気のせい?)。

 同じお蕎麦屋さんでも、お客にとってはちょっと目的が異なるので
 田舎で「都会のお蕎麦屋さん」はやっていけないだろうし、
 反対もまた然り。
 蕎麦好き夫婦にとっては、どちらも捨て難い魅力があるのです。
 

2006/10/27 (Fri)
27.october'06 @ez   「頭痛」


 頭痛がひどかったので
 youのお迎えをfuに頼んで寝ていました。

 しばらくして帰宅したふたり。
 youの大きな声で目が覚めました。

 「ねえ、なんでママはアタマ悪いの〜?」
 「どうしてママはアタマ悪くなっちゃったの〜?」

 確かに頭は良くありませんが、
 今日急に悪くなったわけではない…。
 仕方ないので、起き上がってyouのところへ行くと

 「ママ、アタマ良くなって良かったね」と
 とてもうれしそうな顔をされました。

 

2006/10/26 (Thu)
26.october'06 @ez   「三丁目の夕日」


 地方局のTV番組は、
 あまりにも低予算な雰囲気で
 見るべきものがほとんどないのですが、
 古いアニメの再放送はとても楽しめます。

 今どき、スカパーなど様々なチャンネルで
 世界中の番組が視聴できるわけですが、
 栃木テレビも結構使えます。
 つい最近までは「家なき子」、
 今は毎夕食時のゴールデンタイムに
 「三丁目の夕日」を家族で見入っています。
 「三丁目の夕日」は話題になった実写版の映画ではなく
 ほぼ原作に忠実なアニメの再放送です。
 ビッグコミックオリジナルは昔よく見ていたので
 私にとって、馴染み深いものがあります。
 そして何しろ、昭和30年代というのは
 何とも言えず懐かしい雰囲気。
 (実際に私が体験したのは四十年代ですが)
 貧しかったのでしょうけれど
 未来は常に明るい時代だったのでしょう。

 毎晩7時からの30分間、
 この平成18年の時代にありながら
 昭和のお茶の間体験をしている今日この頃です。

2006/10/25 (Wed)
25.october'06 @ez   「ヘイスタック」


 近頃の読み聞かせ記録。

 「ヘイスタック」
 「ママってすごいね!」
 「もうよわむしじゃない」
 「やまんば」
 「スノーマン」
 「ちいさなもみのき」
  など…。

 「スノーマン」は多分、アニメ映画を絵本化したもの。
 ほのぼのとしたお話、そして雪だるまならではの結末で
 こんな感じなら今度DVDも借りてみようかな、と思いました。

 「ちいさなもみのき」は福音館書店の絵本で
 中の挿絵は二色刷り、この出版社の特徴がよく出ている絵本。
 イマドキの子供達はこういう絵本を
 古くさいもの、と捉えるのでしょうか。
 ちなみに我が家のふたりは楽しんでいましたが。

 今回leeが最も興味を示したのは
 「ヘイスタック」
 (ボニー・ガイサート/文、アーサー・ガイサート/絵)。
 ヘイスタックとは、牧場に積み上げられた干し草のこと。
 日本でも行われていたのかもしれませんが、
 北アメリカのプレーリー(大草原地帯)ならではの
 大規模な農家の知恵が描かれています。
 こういう題材に心惹かれるのは、
 少年ならでは…という気がします。
 

2006/10/25 (Wed)
24.october'06 @kz   「久しぶり」


 かなり長い期間、
 ログハウスのページをそのままにしていたので
 溜る一方の写真の整理も兼ねて
 少しずつ、UPしていこうかと思う。

 というわけでまずは
 「ミニログはこうつくる」
 というページを作ってみました。

 

2006/10/23 (Tue)
23.october'06 @ez   「とろり」


 もうすぐ夜明け、という時間に
 目覚めた私の顔の右にyouの顔、
 左にleeの足がありました。
 この頃、肌寒くなってきたせいか
 布団は蹴飛ばしてしまうくせに
 なぜかぴったりと密着してくる子供達。

 右側のyouは私のほうに顔を向けて
 ぐっすりと眠っています。
 小さな寝息にあわせて
 枕からはみ出したほっぺが
 とろ〜りとこぼれてしまいそうでした。
 私が魔女なら
 迷わず喰いついたにちがいありません。

 左側のleeの足は
 残念ながら、
 食欲をそそられるものでは
 ありませんでした。

2006/10/23 (Mon)
22.october'06 @ez   「季節感」


 日中とても暖かいので
 まだ「秋」という実感もないまま
 何となく季節を過ごしています。

 子供の頃、
 冬にコットンのセーターはおかしい
 夏にスウェードは変、などと
 細かく言われた世代なので
 この時期の
 真夏のファッション、真冬のファッションが
 入り乱れている街の風景は
 まるで異国のようです。

 20年以上前
 外国にはじめて行った時
 異国の人たちは皆自由な服装で
 ロングコートの人もいれば
 Tシャツ姿の人もいて
 その光景がとても新鮮に思えたものでした。

 20年経って日本も同じように
 誰もが自分らしいファッションで
 自由を謳歌しているかのようですが
 あの時のような新鮮な気持ちでは
 眺めることができません。
 皮肉なことに
 そんな自由な群れの中で
 一際目を引く秋のファッションは
 冬服に替わったばかりの
 学生達でした。

 地球温暖化による季節の喪失、
 そして季節感も徐々に失われつつあります。
 詰め襟やセーラー服も
 やがて消えていくのかな。

2006/10/22 (Sun)
21.october'06 @ez   「ナメクジノキモチ」


 庭で遊んでいたleeが
 ナメクジを見つけました。

 「fuちゃん、塩ちょうだい」。
 youを誘って、ナメクジに塩を振りかけています。

 縁側で、イヤそうに様子を眺めていたfuの側に
 無邪気に微笑みながら近づいてきたyou、

 「fuちゃん、ナメクジは今何を考えているの?」

 私もfuがその問いに何と答えるか楽しみにして
 聞き耳をたてていたのですが
 「そんなこと知らない!」
 とご立腹で場をはずしてしまいました。
 
 大人げないけれど、答えはまさにその通り。


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